別府八湯と、行き方(アクセス)

別府 > 別府八湯 > 別府八湯と、行き方(アクセス)

別府八湯と、行き方(アクセス)

別府温泉郷には「別府八湯(べっぷはちゆ)」とよばれる8つの温泉地があり、位置はだいたい下の地図のような感じです。地図の下に、各温泉地の特徴と行き方を簡単にまとめてあります。
1.別府温泉、2.浜脇温泉、3.観海寺(かんかいじ)温泉、4.堀田温泉、5.明礬(みょうばん)温泉、6.鉄輪(かんなわ)温泉、7.亀川温泉、8.柴石温泉 で、中でも有名なのは、1.別府温泉と、6.鉄輪温泉。

(別府には、「別府八湯」以外にも、いくつか温泉地があります)


1.別府温泉
別府駅周辺に位置する、別府八湯の中心的温泉地 。別府温泉郷を代表する温泉街があります。かつては日本有数の歓楽街だった街で、明治時代の終わり頃から路地が整備され、碁盤の目のような路地となりました。昭和の戦災を免れたため、そのままレトロな街並みが残っており風情ある温泉街の情緒を楽しめます。共同浴場も約150か所。別府温泉に行ったら、ぜひ路地裏の共同浴場巡りや歴史ある老舗巡りを楽しみましょう。

行き方(アクセス)
・大分空港から空港高速バス(別府駅前下車)約50分
・JR日豊本線「別府駅」下車


2.浜脇温泉
今はひっそりとした温泉地ですが、こここそが別府温泉の発祥の地と言われる場所。砂浜に温泉が湧いていたために、その名がついたと言われます。市営温泉や小さな共同浴場があります。

行き方(アクセス)
・JR別府駅から亀の井バス、浜脇観海寺線「湯都ピア浜脇」まで約9分


3.観海寺温泉(かんかいじおんせん)
別府市内を流れる浅見川上流の山の斜面の高台に広がる温泉地。鎌倉時代から湯治場として有名。現在は、近代的なホテルが立ち並ぶリゾート温泉地となっており、別府湾まで見渡せる絶景温泉宿・ホテル、絶景カフェなど、眺望の素晴らしいスポットが多くあります。

行き方(アクセス)
・JR別府駅から亀の井バス、鉄輪行で「ラクテンチ」まで(約14分)
・JR別府駅から亀の井バス 扇山団地行き「ビーコンプラザ前」まで約5分/「明豊キャンパス前」まで約6分


4.堀田温泉
鶴見岳のすそ野に広がる、自然豊かな風景と豊富な湯量の温泉地。江戸時代から交通の要所だったため湯治場として栄えていました。現在も別府ICに大変近く、車で行くなら大変アクセスのいい温泉地です。少数ながら、別府ICから5分圏内に市営温泉や貸切温泉施設があります。

行き方(アクセス)
・JR別府駅から亀の井バス、柚の木線「堀田温泉前」まで約13分


5.明礬温泉(みょうばんおんせん)
名湯といわれる白濁の硫黄泉が楽しめる、山あいの静かな温泉地。中には緑色の温泉などもあります。江戸時代からの「明礬」採取事業が続いており、湯治場として発展してきました。明礬を造る途中にできる湯の花は入浴剤としても有名ですが、その湯の花を製造する「わらぶき小屋」が立ち並ぶ風景は、一見の価値があります。(明礬温泉の湯の花製造技術は、国の重要無形民俗文化財指定)

行き方(アクセス)
・JR別府駅から亀の井バス、PUR行き「紺屋地獄前」まで約25分/「地蔵湯前・明礬」まで約30分


6.鉄輪温泉(かんなわおんせん)
鎌倉時代に一遍上人が湯治場として開いたといわれる歴史のある温泉地。街のあちらこちらから白い湯けむりが立ち昇り、昔ながらの湯治場の雰囲気が残り、散策にも最適ミシュランで三つ星をとった「ひょうたん温泉」を始め、有名な温泉施設が点在。「地獄」も8つあります。また、温泉のパワーを利用して食材を蒸して食べる「地獄蒸し」を体験できる施設もあります。
 ★「地獄」・・・温泉噴出口のことで、温泉の含有物によって違う様々な色の湯が湧き出しているのを見ることが出来る場所。観光スポットになっています。鉄輪温泉には8つもあり、観光バスによる「地獄巡りツアー」もあります。

行き方(アクセス)
・JR別府駅から亀の井バス鉄輪方面行 「海地獄・鉄輪」まで約20分/「血の池地獄」約30分
・JR別府駅から大分交通バス 鉄輪方面行 「地獄原」まで約25分


7.亀川温泉
松林の続く美しい海沿いに広がる温泉地。江戸時代に記された「豊国紀行」にもその名が登場しています。海岸に湧き出る温泉を利用した「砂湯」は、ミシュラン観光版で2つ星を獲得した名物風呂。波音を聞きながら、砂湯を楽しめます。またJR亀川駅周辺には、昔ながらの風情ある商店街があり楽しい散策ができます。

行き方(アクセス)

・JR別府駅から大分交通APU線 「六勝園・別府海浜砂場前」まで約14分

・  同上  「照波園下」まで約16分、「亀川駅前」まで約19分


8.柴石温泉

渓流が流れる静かな山あいにある、別府八湯でいちばん小さな温泉地。立ち寄り湯が2か所、「地獄」が2か所あります。885年には醍醐天皇が、1044年には後冷泉天皇が湯治に訪れたと伝えられる歴史ある温泉地です。

行き方(アクセス)
・JR別府駅から外回り循環線「柴石温泉入口」まで約30分
・JR別府駅から亀の井バス 亀川方面行「血の池地獄前」まで約30分